ホーム > スキンヘッドを楽しもう!
ムダに怖がらず、諦めず、
少しでも治療を楽しめるように!
がんは2人に1人なる時代。
すでに身近な病気になってきています。
それなのに、なぜかまだ、周りに打ち明けるのに勇気がいる病の代名詞のように言われます。
それはなぜでしょう。
すぐに死んでしまうイメージだから?
いえいえ、今はがんと告知を受けても普通に生活している方がたくさんいる時代です。
仕事を持ちながらがん治療のための通院をしている方は全国に32.5万人。
最近では「ながらワーカー」という言葉が生まれるくらい、
皆さん治療しながら働いています。
見た目が変わるから?
それは大いに関係している気がします。
抗がん剤の副作用で最初にあげられる脱毛。見た目の変化をうまく説明するのも億劫になり、
なんとなくこころが苦しくなって、周りとのコミュニケーションも取りづらくなる方が
多いのかもしれません。
医療機関が発表している「治療に伴う身体症状の苦痛調査」によると、
乳がん患者さんの苦痛TOP20では、なんと痛みも痒みも伴わない、
外見にあらわれる脱毛などの副作用が約60%を占めるそう。
それだけ見た目の変化に苦痛を感じているということです。
さらに、脱毛症。実は円形脱毛症は日本人口の1~2%の人が発症すると推測されており、
この確率は日本のどこでも、また米国でも同じで、社会情勢が変わっても変わらないそうです。
もはやいつかはみんなツルッとした頭を経験するのかも?
でも、だいじょうぶ。
いまは色んなおしゃれを皆さん楽しんでいます。
今回、モデルになってくださった方々や私のまわりのサバイバーの皆さんは、
ありのままを受け入れ、そして楽しんでいる方たちばかり。
繋がりあうことで、楽しむ術をシェアしあっています。
もし今、ひとりで苦しんでいる方がいたら、
「あなただけじゃないよ、みんなで一緒に越えていこう」
というメッセージを伝えたいと思っています。